新人介護支援専門員(ケアマネジャー)ケアマネジメント①

ケアマネジメントの流れを改めて確認しましょう

仕事のつながりを理解するのが大切です。

ケアマネジメントの流れ

アセスメント「相談に来た人と面談して、相手のことをよく知り、生活上の問題や希望を詳しく聞く」

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プラン作成「相談者の問題を解決し、希望叶えるための計画を立てる

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サービス担当者会議「問題解決のために協力してくれる専門職の人たちにも計画を見てもらって問題がないか検討し、利用者の了承を得る

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モニタリング「計画を実行してみて、その後の様子を聞く

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評価「目標としていた期間が過ぎたら、その結果を踏まえて改めて計画を見直す

※以上がケアマネジメントの流れになります。単純に流れを覚えるだけでなく、1つひとつの作業の意味とお互いの関連性を理解したうえで、次の仕事につなげることが大事になります。

①アセスメントがケアマネジメントの土台になります

ケアプラン作成の材料となる課題と目標を知ることが大事です。

ケアマネジメントでは、アセスメントが最も重要になる。ケアマネジメントの土台になるものです。この作業がケアマネジメントの行う最初の作業という意識をもって行いましょう。

アセスメントの目的を確認する。

1)利用者の生活状況の確認

2)利用者の家族の生活状況の確認

3)介護サービスを利用するに至った問題の確認

4)表面化しているニーズ及び、隠されたニーズや問題の発見

5)利用者の強みの発見、援助の方向性の設定

6)目標の設定

※アセスメントは「課題分析」とも呼ばれています。利用者とご家族の置かれている状況や環境を調査し、双方がどのような生活を希望しているのか聞き取りを行います。

その希望に沿った生活が営めないその理由、つまり生活上のニースや課題を見落とすことがなく拾い上げ、目標につなげるのがアセスメントになります。

課題や目標がケアプラン作成の材料となります。なので、課題分析は見落としなく行うこと大事です。