ケアマネ業務のいろいろな場面を想定した話し方の例を紹介します。今後の業務の中で参考としてください。
ケアマネのいろいろな業務の場面での例
★例:新規の利用者にアセスメントのアポを電話でとるとき★
「もしもし、A様のお宅でしょうか? 私、B居宅介護支援事業所のCと申します」 (指名)
「このたびはD地域包括支援センターのE様からご紹介があり、お電話させていただきました」(確認) 「今後、A様の担当ケアマネを務めさせていただきたいと思っていますので、まず現在のご様子などうかがいたいと思います。一度ご自宅へお邪魔させていただいて、お話などお聞かせ願えますでしょうか?」(説明) 「では日程の調整をしたいと思いますので、ご都合のよい日時などございましたら、お聞かせ願えますでしょうか?」(同じくここも説明になります) 「承知いたしました。では、〇月〇日の〇〇時にお邪魔しますので、よろしくお願いいたします」(本題) |
必要ならば、「説明」などのパーツが2つになることもあります。また、実際にこのようなアポをとる場面では、最後に訪問の日時をあえて口に出して確認することが大事です。
★例:サービス担当者会議において、ケアプランへの同意を得るとき★
「それではAディサービスのBさんにお尋ねします」 (指名)
「ここまで、利用者のC様についてのケアプランの案をご覧いただきました」(確認) 「Bさんの立場から見て、ケアプランの内容にご意見などございますでしょうか?」(説明) 「では、この内容で進めていきたいと思います」(本題) 「みなさんの意見をうかがいましたが、ケアプランについての修正点はありませんでした」(説明) 「ではC様、こちらのケアプランに同意のサインと印鑑をお願いいたします」(本題) |
「説明」と「本題」を繰り返すことで、参加者全員の意見を集めます。
「確認」と「説明」の部分には、「指名」も含めて意見を求めています。
この二つの例は自分から話を持っていく場面を例に紹介しました。